亀田大毅世界戦、あやふやなルール変更

12月3日に行われたボクシングの世界王座統一戦、IBF王者亀田大毅 vs WBA王者リボリオ・ソリスの試合は判定でソリスが勝利した。しかしこの試合、前日計量の時点からあやふやな様相を展開していた。

 

前日計量でソリスはスーパーフライ級のリミットである52.16kgを1.4キロオーバーし、再計量でも体重をリミットまで落とすことが出来ずソリスの王座剥奪が確定した。

 

更にIBFのルールでは、試合当日も計量を行う事が義務付けされており、試合階級リミットより4.5キロを超えない事を条件としている。亀田はこれもパスしたが、ソリスの体重は59.5キロとなりリミットを7キロもオーバーしていた。もはやリングに上がる資格もなくタイトルマッチとしても成立しないはずだ。

 

しかし試合ではタイトルマッチとされ、亀田が勝てば統一王者となり、ソリスが勝てば両王座は空位となることが発表されていた。

 

結果、ソリスが勝ったので両王座は空位となるはずだが、IBF側が相手が条件をクリアしていないのでIBF王座は亀田の手に残ると発表したことで混乱が生じた。タイトルマッチとして成り立たないのに亀田選手が負けたら王座が空位になるというのも納得出来なかったが、最初から勝敗に関係なくベルトが移動しないノンタイトル戦、もしくは亀田選手のみWBAタイトルを賭ければ問題なかったのだ。

 

元々、体重を絞り切れなかったソリスが悪いのだが、本来世界戦として条件が成り立たない選手をリングに上げてタイトルマッチとした事によりややこしくなった。テレビ生中継もあり、世界統一戦と銘打った方が注目されるからなのだろうが、ファンや関係者は試合後のルール変更により混乱してしまった。

 

こういった事が繰り返されるとボクシングファンの反感を買い、ボクシング人気の低下に繋がってしまう。関係者の様々な思惑からなし崩し的にルールが変更されたのか分からないが、ルールを曖昧にした事で不信感を募らせた関係者の罪は大きい。


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