【ウクライナ情勢】最新の為替への影響!

緊迫するウクライナ情勢のおかげで、為替市場は乱降下しています。

デフォルト懸念やクリミアのロシア編入など、さまざまなことがありました。

ニュースがあれば相場は動くわけですが、いったいどうしてここまで影響されるのでしょうか?

EUやアメリカには、直接関係なさそうな感覚すらします。

今回は、そんなウクライナ情勢の根本原因をひも解いてみたいと思います。

 

ウクライナでは言語が統一されていない

ウクライナ言語分布図
引用元:CNN.co.jp

画像を見てもらえればお分かり通り、これだけ地域別で使用されている言語が違います。

第一言語としてロシア語を話す人が大多数です。

しかし、西部EUに近い地域だとウクライナ語を話す人が多くなります。

あのクリミアはロシア語です。

『ロシア語を理解できるが、あえてそれを使わずにウクライナ語でしゃべる』なんて人がいるそうです。

その逆もしかり。

つまり、言語による壁がウクライナ分裂の一つの原因です。

 

ウクライナでは宗教も東西で違う

ウクライナ2010年大統領選の投票地域
引用元:CNN.co.jp

東西で言語も違うから、当然、宗教も違います。

2010年の大統領選の時の得票地域です。

青がチモシェンコ。

赤がヤヌコビッチです。

東西でくっきり分かれています。

西はEU側でカトリックが多く、東はロシア側でロシア正教が多いです。

このように、ウクライナは意見が対立しやすく、分裂しやすい環境下にあったと言えます。

 

分裂するのは良いが、なぜ為替に影響するのか?

ウクライナ銀行の与信残高
引用元:セントラル短信FX

これは、ウクライナの与信残高を見れば分かります。

与信残高とは信用を与える事のできる残高です。

まだ貸せる金額のことを言います。

国際通貨基金(BIS)は、カントリーリスクを把握するため、国際与信統計を発表しています。

このウクライナ銀行の与信残高を見ると、もしウクライナがデフォルトした場合、イタリア、ギリシャ、フランスなどの銀行が影響を受ける可能性は高いです。

 

ウクライナに混乱を残しておきたいアメリカ

アメリカにはすでに、利権が欲しいとか、そのような思惑はないと思います。

「シェールガス」といった強力な味方がいますから。

では、なぜなのか?

それは……、この地域に混乱が続いてほしいからです。

ロシアと中国は次の時代の超大国候補です。

だから、この地域で混乱が起こり続けてもらわないと、自国の立て直しにブレーキがかかる恐れがあるからです。

ロシア・中国の発言権が強くなってもらっては困るのです。

あのアフガニスタンなど、中東での軍事行動も、その地域に混乱をもたらすのが目的なふしすらありました。

イスラム市場は20億人規模ですから、野放しにしたら、中東地域で超大国が産まれてしまいます。

だから、『戦争に踏み切った』という見方すらできるのです。

これは陰謀論のようですが、アメリカ主導の世界が『おかしい』といった見方をすれば、当然浮かんでくる考え方です。

 

いかがでしょうか?

このようにウクライナ情勢とは、すでに『新勢力ロシア・中国 VS EU・アメリカ』の構図を生んでいます。

正確には『新勢力ロシア・中国 VS EU VS アメリカ』の三つ巴の構図です。

そのため、この問題が続く限り外国為替市場は不安定です。

特にユーロは不安定になります。

さらに恐ろしいことに、この混乱は東アジアにシフトしてきています。

現在、日本国内のニュースでは報道されることが少ないのですが、日本は東アジアで孤立しています。

これからアメリカが軍縮体制をとるので東アジアのパワーバランスが崩れるのですが、そのようなことはお構いなしで、日本の現政権は『強気』と称して中国や韓国などを煽り続けています。

北朝鮮もアメリカの軍縮でどう出るか不明です。

このままいけば、アメリカの後ろ盾なしで『日本 VS ロシア・中国を中心としたアジア』なんて絶望的な構図も10年後にはありえる話です。

そのような懸念があることから、さらに円は弱くなりますし、為替市場全体も長らく混乱気味になるのだと思います。


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