世界市場を支配していたサムスンの凋落の始まり?

韓国最大手企業であるサムスンのスマートフォンGalaxyシリーズの日本での売れ行きが低調だ。今年第三四半期(7-9月)のスマートフォン全体の販売台数は688万台、そのうちサムスンの占める割合は3.6%にとどまる。

 

現在国内大手携帯電話各社はアップル社のiPhoneの売れ行きが好調で、スマホ市場で占める割合は50%以上だ。次いでソニーが20%と続いているが、これらと比べてもサムスンの販売割合はあまりにも少ない。

 

今年のはじめNTTドコモが、ソニーのXperiaとサムスンのGalaxyとの2トップ戦略を打ち出したもののGalaxyの売上は伸びなかった。さらに今秋ドコモもiPhoneの販売を始めることになり、ますますサムスンは日本市場から追いやられる形となりそうだ。

 

サムスンのスマホは他社と比べても値段が安いのだが、これは円高ウォン安の影響で韓国の製品が安いコストで販売出来るためだ。品質が酷似している韓国製品との価格競争に敗れた日本の企業は韓国に世界市場のシェアを奪われてきた。

 

こういった事から国内での韓国企業に対する風当たりが強く、サムスン製品を敬遠している傾向もある。更に昨今の政治的な日韓対立によりその流れは加速しているようだ。

 

サムスンへの厳しい視線は日本だけでなく世界からも向けられている。アップル社のスマホ特許侵害の訴訟で総額9億ドルもの賠償金支払を命じられている。またサムスンのスマホが海外において充電中に爆発するなど品質の問題点が指摘されており、会社への信頼感が損なわれて市場戦略に危険信号が灯っている状態だ。

 

ウォン安を背景に世界市場においてシェアを拡大したサムスンだが、ほころびが露わになってきたことで今後は厳しい情勢になりそうだ。


スポンサーリンク





コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ