楽天セール問題で三木谷社長の悲願が消滅

楽天ゴールデンイーグルスの優勝記念セールにおいて、傘下の楽天市場の店舗が不当な金額表示をした事で、三木谷浩史社長の悲願であった薬のネット販売規制改革はとん挫しそうだ。

 

三木谷社長は一般用医薬品のネット販売の全面解禁を求めており、産業競争力会議において、健康の問題で薬局に訪れることが困難な利用者に薬をネット販売することで利便性が向上すると強く訴えてきた。規制緩和されることで、ネット販売網を確立している楽天にとっては願ってもないビジネスチャンスとなるからだ。しかし副作用が発生する確率の高い薬を薬剤師との対面なしで扱うことは安全性に問題があるとして協議は難航していた。

 

そして一つの結論が導き出され、「当面規制を見送る」となった。

 

甘利経済担当大臣は会見で、薬事法改正について楽天市場における不祥事を引き合いに出し、

 

「楽天の優勝セールにおいてネットに不届きものがいて迷惑した。だから規制は必要だ!!」

 

と、三木谷氏が代表を務める楽天に対して強い皮肉を込めて言い放ったのだ。

これには三木谷社長も、ぐうの音も出ないだろう。安全性を求められる薬の販売において誤りは絶対あってはならないのにもかかわらず、先日の楽天市場における不当表示によってネット利用者の不審を招いてしまった。

 

ネットでの薬販売を求めてきた三木谷社長だが、自らの不始末により規制改革の訴えは退けられた。利便性を求める前に顧客に不信感を抱かせるようでは安全を求められる薬を扱う資格がないという事だ。


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