小中一貫校のメリットとデメリットとは?

お受験という言葉が日常化され始めたのはいつごろからでしょうか?

私立幼稚園や小学校のお受験シーズンになると、緊張した面持ちでお受験に向かう親子の姿を見ることが増えます。

教育の形は違っても、子供には良い教育を受けさせたいという親の願いは、それぞれの家庭ごとにあると思います。

小中一貫校と言えば私立のことですよね?

小中一貫教育を行っているのは、私立だけではないことをご存知ですか?

今回は、公立の小中一貫教育について、メリットやデメリットを調べてみました。

 

現在の公立小中一貫校の実施状況を分析

豊野小中一貫校
引用元:宇城市

まずはじめに、全国で公立小中一貫教育を実施している学校の数を、都道府県別で調べてみました。

■公立小中一貫校数
北海道:1校 青森県: 1校 宮城県:2校 福島県:1校
茨城県:1校 東京都:21校 千葉県:2校 神奈川県3校
長野県:1校 岐阜県: 1校 静岡県:2校 愛知県:2校
京都府:5校 大阪府: 9校 奈良県:1校 兵庫県:1校
広島県:1校 香川県: 1校 愛媛県:8校 高知県:2校
鳥取県:2校 島根県: 1校 福岡県:6校 佐賀県:4校
熊本県:4校 大分県: 1校 宮崎県:5校 鹿児島県2校
沖縄県:1校

参考資料:小中一貫校 – Wikipedia

47都道府県中、29の都道府県の公立学校で小中一貫教育が実施されています。

都道府県割合で計算すると72.5%です。

7割を超える都道府県で小中一貫教育は実施されていますが、各都道府県の実施校数をご覧頂いてお分かり頂ける通り、まだまだテスト段階と言えるのかもしれません。

そこで、小中一貫校のメリットやデメリットについて考えてみました。

 

小中一貫校のメリットを考えてみる

メリットとして一番多くあげられていた情報は、中学一年生の「中一ギャップ」の緩和です。

小学校から中学校に進学したときに、学習内容や生活リズムの変化になじむことができず、いじめが増加したり不登校になったりする現象。

◆小学校までに築いた人間関係が失われる。リーダーの立場にあった子どもが先輩・後輩の上下関係の中で自分の居場所をなくす。学習内容のレベルが上がるなどの要因が考えられる。

引用元:中一ギャップ とは – コトバンク 

そして、中一ギャップからいじめが起こったり、不登校の子供が出るケースも心配されているようです。

中一ギャップの緩和がいじめの減少に繋がるというデータは見られませんでしたが、公立の小中一貫校でいじめ問題が報道されている事実もありませんでした。

また、各実施校別で様々なメリットも出ているようです。

中学校の先生が小学生を教える、またその反対のケース。

こうした授業は生徒にも先生にも刺激があるでしょうし、今までにない教育環境から生まれるメリットは多いと思います。

 

小中一貫校のデメリットを考えてみる

「中一ギャップ」を別の視点から考えてみました。

通常の義務教育では、小学校を卒業して中学に入学すると、他の小学校から来る生徒と一緒に学生生活を送ることになります。

その中で培われる人間関係作りは、人生を生きていく上で勉強以上に大切な経験でもあります。

学校側がこうしたデメリットを、9年間の教育でどのように対処していくのか。

デメリットを補う努力が学校側には求められます。

学校教育に限らず、どんなことをしてもデメリットはあるのですから。

朝日新聞
引用元:朝日新聞デジタル

 

経済的に裕福な家庭や、都心に暮らす方は、私立校のお受験に挑戦できると思います。

しかし、全国の大半の子供は公立学校で義務教育期間を終了するわけです。

現在の義務教育制度は、戦後に決められたことをベースにして実施されているものです。

小中一貫教育に限らず、公立学校の教育方法の模索は、時代の変化とともに今後も続けていってほしいと思います。

子供の教育環境を作るのは大人たちなのですから。


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