韓国船沈没! 海上保安庁と在韓米軍の実力は?

4月16日、韓国の珍島 (チンド)沖約20キロ付近で、443名の乗客と33名の乗務員を乗せた韓国客船セウォル号が沈没しました。

乗客のうち、325人は高校二年生の修学旅行生たちでした。

早くも2週間が過ぎた4月30日現在、210名の死亡が確認され92名の行方がいまだにわかっていません。

死亡もしくは行方不明の修学旅行生は250名にのぼってます。

このような痛ましい事故がなぜ起きてしまったのか。

韓国船沈没大統領の対応
画像引用:日々坦々

毎日の報道で指摘されているように、多くの人的過失が重なった結果に起きた、本来なら起こってはいけなかった人災と言えるでしょう。

船のバランス能力を妥協した客室の増設、船舶協会との癒着も一要因となった過積載とその隠ぺい工作、きちんと固定などがされていなかったずさんな積荷方法

難所とされる海域を未熟な3等航海士に任せ自らは長い仮眠をとったうえ、事故が起こると我先に船を捨てて乗客の安全も顧みずに救助され、乗客と偽って救護を受けた、プロ意識のかけらも見せなかった船長はじめ船員の行動、そして政府当局の危機管理体制の甘さも指摘されています。

韓国首相は責任をとって辞任し、朴大統領も被害者家族に対して陳謝しました。

それでも韓国国民の政府への不信感は強く、なぜ中国や米国、そして日本からの支援の申し出に速やかに応じなかったのか、という声も聞かれます。

 

助けを求める生徒たち、対応の遅れた救助活動

先日、17歳の男子高校生が最期に残した携帯電話の録画がメディアで取り上げられました。

船長はじめ船員たちの多くがすでに船を捨て救助されていたころ、修学旅行生の多くは船内アナウンスに従って、船内にとどまっていました

不安な思いをお互いに励ましあいながら、必死で救援を待ち続けた高校生たち。

そして、恐怖の中で最期を覚悟し家族へ愛のメッセージを送っています。自分の救命胴衣を同級生に渡した生徒もいました。

激しい海流や視界の悪さなど、救助活動が難航した理由もいろいろありますが、それでも、もう少し迅速に救助部隊が大量に現地に投入されていたら助けられた命があったのではないか、というやりきれない思いが残ります

海外からの支援申し出だけでなく、自国のボランティアダイバーたちの救助活動への参加も、成果が出なかったからという理由で中断した韓国政府。

さまざまな思惑があってのことでしょうが、救える命はどんな手だてを使ってでも助けるということを優先できなかったのでしょうか。

 

海上保安庁の実力は?

18日、小野寺防衛長官は記者会見で以下の通り述べました。

「韓国からの要請があればいつでも海上自衛隊の部隊を派遣する用意がある」

太田国土交通相も、

「海上保安庁には特殊救難隊や潜水士という優れた技術を持った部隊がある。韓国側から要請があれば直ちに動ける態勢をとっており、何でも協力したい」

と救助活動への支援体制はとれていることを強調しました。

菅官房長官によれば、これに先立ち16日に海上保安庁から韓国の海洋警察庁に対して救助支援の申し出をしたが、韓国側から

「現在、特別に支援を要請する事項はない」

と支援を辞退されたそうです。

韓国政府は協力申し出への謝意は表したものの、支援の要請はしなかったということです。

韓国国民からの反応は様々です。

海上自衛隊が来ていたとしても、韓国の激しい海流には対応できず、使い物にならなっかっただろう、という声もありますし、

海上自衛隊の能力を評価する声も聞こえます。

ここで海上自衛隊の実力と韓国部隊の実力を比べるのは意味のないことです。

ただ、常日頃から人命救助のために厳しい訓練を重ねている自衛隊の出動は、助けになるこそすれ、マイナスとなることはまずなかったことでしょう。

もし救える命があったのなら、救いたかったという思いは私たちも、自衛隊の方々も、そして、何よりも被害者家族に共通する思いだったのではないでしょうか。

 

在韓米軍の実力は?

一方韓国は米国に対しては救助への支援要請をしていました。

オバマ大統領もいち早く米国部隊の救助活動への全面協力を約束しました。

ただ、問題にされているのが、事故直後、現場付近にいた米軍上陸艦が救助ヘリコプター2機をいち早く事故現場へ派遣したにも関わらず、韓国側からの救助要請を得られず初期救助に参加できなかったという事実です。

ヘリコプターには複数の救命ボートも搭載されていたということで、米軍からの迅速な救助支援を速やかに受け入れていれば、助かる命があったのではないでしょうか

ここでも、韓国当局の対応の遅さが露呈してしまい、外国からの救助を受け入れられない理由があるのではという疑惑もネット上では飛び交っていました。

必要な技術も人材も自国で十分まかなえるという態度とも受け取られ、国内外から非難を受けました。

どんな理由があったにせよ、政治的思惑のために人道支援を断り救えたかもしれない命を死なせてしまう、というのは許されないことではないでしょうか。

被害者家族の苦しみや怒りは到底計り知れないものですが、突然わが子を人災で亡くしてしまった方々に心からお悔やみを申し上げます。


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