韓国船沈没! 日本への責任転嫁の可能性は?

韓国船沈没の報道が連日続いていますね。

未だに多くの行方不明者を抱え必死の救出作業が続いていますが、救出作業と同時に事故原因の究明作業も続いています。

みなさんなんとなくニュースを見ていると思いますが、実は日本からものすごく近いところで起こった出来事なんです。

はるか遠いところで起こっているようですが違うんですね。

まずはちょっと場所の確認をしてみましょう。

下の地図を見てみてください。

この出来事が起こったのは韓国珍島のすぐ下です。

このすぐ南東には九州があります。

韓国船沈没場所
引用元:VENTO ORIENTALE

だいたいの場所がわかったところで、次に沈没してしまった韓国船について確認していきたいと思います。

 

大型旅客船セウォル号とは?

今回沈没してしまった船は「セウォル号」と言います。

この船、実は日本で作られ、日本で運航していたものなんです。当時は鹿児島と沖縄の間を運航していたようですね。

多くの貨物と人の運搬が可能で、当然食事をするスペースなどもある大型客船です。

当初鹿児島-沖縄間を走っていた船ですが、2012年の10月に韓国に売られました。

売却時には使用条件やメンテナンス条件等が提示されていたようですが、残念ながらその条件は無視され、その後大幅な規定外の改造により、定員数や積載量が増加されました。

生まれ変わった「セウォル号」は、2013年3月より仁川と済州の間を往復する韓国最大のクルーズ船として運航を開始しました。

フェリーなみのうえ時代のセウォル
引用元;2014年韓国フェリー転覆事故 – Wikipedia

日本で生まれ、韓国で第二の人生を歩み出した 「セウォル号」

日本で生まれたからこその悲しい可能性が今叫ばれつつあるのです。

 

日本製の船だから?日本への責任転嫁の可能性は?

日本からやってきた「セウォル号」。ある乗組員がこんなことを言ったのが事の発端です。

 

 「(セウォル号は)増築する前から復元力がなかった」

 

「復元力」とは、船などが傾いた時に元の場所に戻す物理的な力のことを言います。

浮き輪などを想像してもらえればわかりやすかもしれませんね。

海などで浮き輪を傾けてもまた水の上に平行に真っ直ぐな形に戻りますよね?

あの力のことです。

船などは全体の重量バランスなどを考えて設計されており、復元力が保たれるようになっています。

しかし増築する場合には当然元の設計から変更が加えられるわけですから、注意深く行わなければなりません。

韓国のこの乗組員は復元力が失われたのは増築のせいではなく、元々日本から船がやってきた時点で「復元力がなかった」と言っているわけです。

しかし、本当に増築する前から復元力がなかったことが今回の沈没の原因なのでしょうか?

沈没原因には他にも様々なことが考えられています。

たとえば以下のような原因です。

  • 運行の遅れを取り戻すために高速で運行していたこと
  • 旋回の方法を誤ったこと
  • セウォル号の改造

今後の捜査により他にもいろいろな原因や可能性が明らかになってくると思います。

 

沈没の原因究明も大切ですが、大惨事になった一番の問題は船が傾き、沈没が予想された後の避難指示です。

逮捕された船長や乗組員を始めとした運行会社に大きな責任があると考えるべきではないでしょうか?

セウォル号沈没
引用元:ゴシップチャンネル

 

まずは救出作業が最優先!

日本製の船である事から製造国としての責任が問われるという韓国側の意見には賛否両論あります。

(当然日本側には否が多いですが・・・)

でもその前にやらなければならないことがあるのではないでしょうか。

「責任転換」という表現は早すぎると思います。

今回の韓国船沈没事故は、数百名の死者を生んでいる大事故なのです。

まず行わなくてはいけないことは適切な救出作業。続いて冷静かつ正確な原因究明作業ではないでしょうか?

救出現場における政府関係者の不適切な行動などが問題にもなりました。

ご遺族の方々の悲しみの気持ちを一番大切に考えて関係者の方々は行動し続ける事が大切です。

救出活動中の方々は連日連夜にわたり救出活動に取り組んでいます。

 

徹底的な調査で原因究明を

原因究明の段階になった際には様々な角度からの検証が必要です。

  • セウォル号そのものの性能や改造後の問題
  • 船長や乗組員の指示や清海鎮海運という運行会社の管理体制

など。

船が傾いた後の脱出に伴う指示がどのようにされていたのか?

逮捕された船長を始めとした乗組員の今後の証言に嘘や保身がないことを望みます。

指摘されている運行会社は、この事故の前にも衝突事故を起すなど事故の多さも指摘されています。

そしてその事故の多さを指摘されている運行会社を放置した政府にも責任があるのではないでしょうか?

大事故だからこそ、複数の原因が重なって発生しているのです。

責任の転嫁先を探すことではなく、事故に関係したと思われる責任を全て洗い出すことが大切ではないでしょうか?

その責任に抵触した関係組織がどのような責任の取り方をするのかはこの後の問題です。

未来ある若い命が多く失われた事故です。

原因を究明される方々の冷静かつ正確な対応を期待します。


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