ソロモン諸島地震とプレートの関係

2014年4月19日、日本時間の午後10時27分頃ソロモン諸島付近でマグニチュード7.5の地震が発生しました。一時、津波警戒警報が発令されましたが、幸いその後解除されました。

翌4月20日、日本時間午前9時15分頃にはまたもや近隣のパプアニューギニア付近を震源としたマグニチュード6.1の地震が発生。

このところ相次いで発生するソロモン諸島付近の地震。プレートの動きも気になります。

 

プレート境界に位置するソロモン諸島

オーストラリアの北東、パプアニューギニアの東に位置するソロモン諸島の人口は約54万人で、首都はホニアラ。日本人も90人近く在住しているそうです。

ソロモン諸島はインド・オーストラリアプレート(インドプレートとオーストラリアプレートに分かれているという説もあります)と太平洋プレートの境界に位置しており、地震の多発地帯の一部です。

地震プレート
引用元:ウィキペディア

2013年2月6日にマグニチュード8.0の巨大地震が発生し、9人の方が津波で亡くなりました。

2007年4月2日にも地震による津波被害で50人以上の死者が出たと発表されています。

スマトラ諸島と同様にインド・オーストラリアプレート境界部に位置するニュージーランド、スマトラ島、パキスタンなどでも地震が多発しています。

では、なぜプレートの境界では地震が発生しやすいのでしょうか?

 

プレートと地震の関係

プレートの境界部では、2つのプレートが異なる動きをすることでひずみが生じます。このひずみが蓄積されて地震が発生するのです。このようにプレートの境界部で発生する地震はプレート境界型地震もしくはプレート間地震と呼ばれます。

プレート境界には大きく分けて収束型、発散型、そしてトランスフォーム型の3つのタイプがあります。

収束型境界

収束型境界には海溝型衝突型があります。太平洋プレートなどの海洋プレートが、大陸プレートの下に沈み込んでいる海溝型の境界部では歪みが生じて大きな規模の地震が発生します。ソロモン諸島沖で発生する地震もこの海溝型地震ですし、1923年の関東地震2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震、そして2004年12月のスマトラ沖地震もそうです。衝突型境界では2つのプレートが衝突し合う境界部分が強く圧縮され地震が発生します。2つの大陸プレートが衝突しているヒマラヤ山脈付近や、日本海東側は主な地震発生地帯のひとつです。日本海側東方ではユーラシアプレートと北アメリカプレートが衝突しています。

発散型境界

2つのプレートが反対方向に引っ張られ地表に溝ができ直下のマントルが上昇してくる海嶺のような発散型境界でも地震はおこります。海嶺型地震の震源は比較的浅く、大きな規模の地震が起こることがほとんどないことが特徴です。

すれ違い型(トランスフォーム断層)境界

プレート同士がすれ違っている境界部でも地震が発生します。アメリカ西海岸、トルコ、ニュージーランドなどにこのような断層があります。

 

このようにプレート境界部では地震が発生しやすいのですが、日本はユーラシアプレートと北アメリカプレート、そして太平洋プレートとフィリピン海プレートの4プレートの境界部に位置しているのです。

そして最近太平洋プレートの動きが活発化しているのではないか、ということが懸念されています。

 

太平洋プレートの動きと日本への影響は?

4月になって、チリ沖地震とソロモン諸島沖地震、太平洋プレートの影響を受けた大きな地震が発生しました。太平洋プレートに大きな「うねり」が発生したのではないか、という説もあります。

太平洋プレートの動き
引用元:高橋の地震調査

日本に暮らす私たちは、季節折々の恵みを享受したり、変化に富む自然の美しさを楽しむことができます。同時に地震や津波をはじめとした多くの自然災害に備えることが宿命になっています。

北日本大震災から早くも3年。被災者の方々の苦労や苦しみはまだまだ続きますが、一方で、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というのも人間の習性です。

今ある生活を十分に感謝しながらも、万全の対策を怠らないようにしたいものです。


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