アイアムアヒーロー 実写化の評判は?

小学館「ビックコミックスピリッツ」で連載中の花沢健吾さんの原作コミック「アイアムアヒーロー」が実写化されることが、6月3日公表されました。

アイアムアヒーロー表紙
(出典:映画ジャンキーズ

監督に「GANTZ」「図書館戦争」、現在公開中の「万能鑑定士Q-モナリザの瞳-」の佐藤信介さん、主演に大泉洋さんが決定していることも明らかになりました。

原作コミックは現在14巻まで発売されており、6月末には最新刊となる15巻発売を控えており、多くのファンから支持を得る人気作品となっています。

実写化発表直後からネットを中心に反響を呼び、様々な意見が飛び交っています。

 

作品自体に対する評判は?

この「アイアムアヒーロー」もそうですが、花沢健吾さんの作品については概ね共通した作風があります。

独身のまったくさえない、中年間近の童貞男、坂本拓郎が悶々とした日常生活を送りながら、いつしか仮想現実世界にはまっていき、その中でもがいていくデビュー作「ルサンチマン」。

 

うだつの上がらない会社員で、異性との交際経験のない童貞男、田西敏行が引きこもり生活を経て、ボクシングジムに入門する「ボーイズ・オン・ザ・ラン」。

 

どちらも、悶々と現実社会の中であがき、社会から隔絶された環境に閉じこもろうとする主人公が、思いがけないことから違う世界に首を突っ込むことになって、そこから新たなる成長を遂げていく物語です。

そして、特に共通するのが主人公が「冴えない」「引きこもり」の「童貞男」であることです。

今回の「アイアムアヒーロー」の主人公は「童貞」でこそありませんが、やはり「冴えない」し「引きこもり」を通り越して、極度の妄想癖をもっていたりします。

売れない漫画家鈴木英雄は、黒川徹子という彼女がいるものの、悶々とした平凡な毎日を過ごしています。

元々、花沢さんのこうした作風については、好き嫌いが比較的はっきり分かれるところがあり、

「こんな気持ち悪いおっさんの話みたくない」(ルサンチマン)

「現実逃避はたまにしてもいいけど、ちゃんと現実を直視できる強さはずっと持ち続けていたい」(ルサンチマン)

「主人公が気持ち悪い」(ボーイズ・オン・ザ・ラン)

という意見がある一方で

「キャラが生き生きしている」(ルサンチマン)

「世界観の構築は見事」(ルサンチマン)

「キャラがかなり濃いため人によって評価が分かれる作品」(ボーイズ・オン・ザ・ラン)

「漫画レビュー.com」より抜粋)

といった意見が寄せられたりもします。

今回の「アイアムアヒーロー」の原作に対する評判については、前作に指摘されているような

「キモい」

というような感想以外に、

「長い」

「だれる」

といった感想も寄せられているようです。(「漫画レビュー.com」 「作品データベース」より)

ただ、現代社会に「ゾンビ」がパンデミック(爆発的感染)状態で大量発生した場合、どうなるか?社会は?それぞれに人間はどう生き残ってくか?等を、リアルに描いているというところについては、どのレビューにおいてもかなり高い評価がなされており、その点は注目に値すると思われます。

 

実写化自体についての評判は?

この作品が実写化されたことについて、主役に抜擢された大泉洋さん自体が

「これ、本当に実写化できるんですか?」(サンスポ6月3日より)

と語っているくらい、驚きと「ちゃんと作品になるのか?」という声があがっています。

2ちゃんねるなどでは、B級映画になるのでは、との否定的意見や心配もやはり多く見受けられるようです。

一方で、

「佐藤信介監督が手がけるA級サバイバルパニックホラー」(映画.com)

「「バイオハザード」などの洋画大作に負けない、日本発の“A級サバイバルパニックホラー”の誕生だ。」(サンスポ)

といった感じで、大手系メディアなどは佐藤監督の「GANTZ」での成功を取り上げて、実写化への期待を示しています。

 

キャストについての評判は?

アイアムアヒーロー出演陣
(出典:映画.com

どちらかといえば、こちらの方が評価が分かれているように思われます。

特に、主人公鈴木英雄を演じる大泉洋さんについては、Twitterなどを中心に「少し違うような…」という意見が大半を占めているように見えます。

花沢さんの作品の主人公は、前述したとおり「冴えない」「引きこもり」「童貞」といった特徴以外に、体型的にもお腹が出ていて太り気味、顔などもどちらかといえばブサイクに入る部類だったりします。

六角精児さん写真
(出典:タウンニュース厚木版

ネット上では、どちらかといえば、六角精児さんやカンニング竹山さんなどの方がいいのでは、という意見が多いようです。

 

今回の実写化について、最近乱発気味とすらいわれる「コミック原作」で作品として成功するか否か、そしてやはり、主人公について原作イメージを払拭することができるか、が大きなポイントになると思われます。

他の共演者、女子高生・比呂美役の有村架純さん、看護師・つぐみ役の長澤まさみさんについては、特に不安の声は上がっていません。

飄々としたイメージで、どちらかといえば痩せ体型の大泉さんが英雄をどこまで作り上げることができるか。

現状、作品自体の評判よりも、キャストの評判で賛否が分かれているこの作品について、佐藤監督がどう仕上げていくのか。

監督と役者の手腕が問われていると思います。


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