レイチャールズ 代表曲と共に人生を振り返る!

レイチャールズはアメリカが生んだ偉大なる歌手・ピアニストです。

その素晴らしい演奏は多くの人々に感動と感銘を与えました。

6月10日はそのレイチャールズの命日に当たり、2014年はちょうど没後10年の節目に当たります。

そこで今回はそんなレイチャールズの偉大なる人生の足跡を代表曲と共に振り返ってみましょう。

 

幼くして失明

レイチャールズは1930年9月23日生まれ。

6歳のときに失明しています。盲学校に通いながらピアノを学び、卒業後はミュージシャンとして身を立てることを志します。

初期の頃はナット・キング・コールやチャールズ・ブラウンといったいわゆるクラブ・ブルース的なスタイルでしたが、その後大きな転機が訪れます。

 

アトランティック・レコードと契約

1953年にアトランティック・レコードと契約をすると、レイチャールズのスタイルは大きく変貌を遂げます。

まず、その歌唱/演奏にゴスペルのスタイルを持ち込みました。

ブルースとゴスペルは相反する世界観を持っています。

ゴスペルは宗教歌として認識されており、世俗のポピュラーミュージックとは一線を隠したものでした。

しかしレイは勇気を持ってその垣根を振り払いました。

そのために敬虔なクリスチャンからは大きな批判を浴びたようです。

しかしその結果、彼の演奏は飛躍的に特徴的で感動的なものに変化しました。

躍動するリズムと素晴らしいピアノ、ゴスペルとブルースを混ぜ合わせた独特の節回しの歌はまさにレイチャールズその人にしかできないものとなりました。

「I’ve Got A Woman」

「Drown In My Own Tears」

「Hallelujah I Love Her So」

といったヒット曲は多くのR&B歌手にカヴァーされています。

とくに「What’d I Say」はそのノリのよさ、エレキピアノの一度聴いたら忘れられないリフ、ゴスペル的なコール・アンド・レスポンスの歌唱、どこをとっても最高です。

ABCレコードと契約、アメリカ全土のスターに

その後1959年にレイチャールズはABCレコードと契約を交わします。

これまでのアトランティック・レコードがインディーズだとすれば、ABCレコード大メジャー・カンパニーです。

そこからレイチャールズはアメリカ全土のスターへと進み始めます。

ゴスペル的なあの歌唱はそのままでしたが、録音する曲はカントリー調などポピュラーなものが多くなり始めます。

アレンジもストリングスなども多用され、かなり甘口になっていきました。

そうした中で「Georgia On My Mind」「I Can’t Stop Loving You」などの大ヒットも出て、アメリカを代表する歌手の一人として認識されるようになりました。

 

晩年の活躍

最後に大スターとなったレイチャールズの活躍を簡単に振り返ってみましょう。

1980年には映画「ブルース・ブラザーズ」に楽器屋の主人役で出演。

1983年のUSA For Africaによるチャリティーシングル「We Are The World」でも、誰が聴いてもすぐわかるレイチャールズ節を披露しています。

しかし残念ながら2004年に肝臓がんでこの世を去りました。

ちょうどその年に伝記映画「Ray」が公開されたのもめぐり合わせの不思議さを感じさせました。

 

早いものでそれから10年・・・

久々にレイチャールズの歌声に耳を傾けてみるのはいかがでしょうか?


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