探偵事務所が関与したストーカー殺人

昨年の11月、神奈川県逗子に住む主婦の三好梨絵さんが、度々付きまとわれていたストーカー男性に殺害された事件で、今月6日、ストーカーの容疑者から被害者女性の捜査を依頼された探偵事務所の幹部2人が被害者女性の個人情報を不正に引き出したとして不正競争防止法違反の容疑で逮捕された。逮捕されたのは東京・目黒区にある探偵事務所の幹部2人で、男が殺人を犯す前日に、この探偵事務所に彼女の捜査依頼をしており、即日身元が分かってしまったようだ。

 

この事件の経緯は、警察による不手際から始まった。以前被害者女性に付きまとっていた男を脅迫容疑で逮捕した時のことである。

三好さんは結婚して名前を改姓していた。その名前と住所の一部を逮捕時に男の面前で読み上げたことが、結果的に彼女の情報を男に与えることになったのである。その情報は、刑務所から出所してから男が彼女を探し出すための貴重な材料となった。女性を探し出すために依頼された探偵事務所は、男から聞いたその情報を元に逗子市役所から不正な方法で彼女を割り出したのである。

 

名前や住所を読み上げた警察の対応も大いに問題ありだが、個人情報を不正に入手した結果、それが殺人に繋がったとなれば探偵事務所にも大きな責任がある

 

こういったストーカー犯罪では、個人情報を炙りだそうと探偵事務所を活用しているケースが多い。また探偵事務所間を通じて個人情報を売買しているケースもあるようなのだ。

 

依頼されたとは言え、個人情報を不正に引き出し、犯罪を助長させるような行為は殺人者と同じ共謀罪として厳罰化しなければこのようなストーカー殺人は根絶出来ないだろう。


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